· 

(1)17歳の時の交通事故。その後の決意。


 「成長」とは、その人の「認識」「感情」「思考」「態度(姿勢)」「言動」「知見」の好ましい変化です。そのような観点で、以下のストーリーをお読みください。

ストーリー


  今(2020年1月)、34年前の17歳の時に起こした交通事故について振返っています。あの2つの交通事故がきっかけで、自分の人生が作られたと思っています。

 

 「おれの方が速いぜー!イエーイ!」

 

 高校2年生の11月ごろでした。部活の友人Hと原付バイクで競争しながら、日野(東京都)から八王子方面に向かっていました。信号待ちをして止まっていた友人Hの横を勢いよく抜いていった自分は、その先で何かとぶつかりました。

 

 「ガツーン。」「ドタッ。」

 

 路上駐車から突然出てきた車の右側前方にぶつかって、道路に投げ出されたのでした。

 

 幸い軽い打撲程度で済みましたが、家に帰り、交通事故を起こしたのにも関わらず、警察を呼んで事故証明をとっていないことを親から咎められました。父の知り合いに交通事故の示談に詳しい人がいるので、すでに夜9:00ごろになっていましたが、その方のところへ車で出向いて相談しにいくことなったのです。

 

 その帰り道でした。今度は車の運転をしていた父が、人と接触してしまったのです。車を止めて振り返ると、とんでもないことが起きてしまったと思いました。

 

 「道路の真ん中で人が倒れている!」

 

 その後、倒れている人の安全確保。救急車の手配。警察からの事情聴取。ひと段落した後、道路で倒れていた人の状態を知るために、夜の11:00ごろに府中の病院へ着きました。

 

 「自分は両親にとんでもないことをしてしまった!」

 「あの方が亡くなったら、父はどうなるのだろう。」

 「そもそもは自分の事故がきっかけで、起きてしまった事故だ。」

 「自分はなんて親不孝なんだ!」

 

 そんなことを悶々と考え続け、道路で倒れていた方の状態がわかったのは、朝の2:00ごろでした。結果的にその方は、足の骨折でした。

 

 その2つの事故後自分は悩み続け、申し訳ないという思いから、年末にある決意を両親に伝えました。具体的には、お金がかからない「国立大学へ行く」と伝えたのです。理由は、小学校1年のときから、母親に「大学に行ってほしい」と言われていたからです。

 

 17歳当時の自分は国立大学の難易度もよく理解していなかった上での決意でした。

成長考察フレーム


 上記のストーリーの主なポイントをまとめると、次のようになります。

●状況

 ・原付バイクで遊んでいた。友達と競争していた。(言動)★

 ・(勉強はほとんどしていなかった)(言動)

●出来事

 ・同じ日に2度の交通事故をした。(認識)

 ・両親に申し訳ないという気持ちを持つ(感情)

 ・親の希望である「大学進学」を思い出す。国立大学に進学すると決意。(思考・感情)

●結果

 ・親に「国立大学」へ行くと伝える。(言動)

 ・大学受験に向けて勉強しはじめる。(言動)★

★:自分が特に重要だと思った「成長要素」

成長コメント


「成長」とは、その人の「認識」「感情」「思考」「態度(姿勢)」「言動」「知見」の好ましい変化です。そのような観点で、成長コメントを書いてみました。

 この2つの交通事故によって、自分の感情(両親に申し訳ないという気持ち)を持つことになりました。そして最終的には勉強してなかった自分が、大学受験に向けて勉強をし始めました。これは言動に関する変化です。これらの変化が17歳だった私の「成長」だったのです。